サン工業

サン工業は、1949年設立の会社であり、多様なメッキ加工メニューを提供しています。コストとクオリティを両立した量産を得意としています。また、メッキ加工に対応しているだけではなく、表面に酸化アルミニウム層を形成するアルマイト処理も対応可能です。

画像引用元：サン工業
https://www.sun-kk.co.jp/plating/list/b998df08b2a68a8209473a75e2f6fb62e9b00043.php

対応プラスチック

サン工業で対応しているプラスチックについて、詳しい紹介はありませんでした。対応可能なプラスチックの詳細についてはサン工業までお問い合わせください。

ただしキーエンス製高精度3DプリンターとUltimakerの汎用ABS 3Dプリンターを導入しており、ABS樹脂素材のサンプルにメッキ加工した事例が紹介されています（※）。

※参照元：サン工業公式HP（https://www.sun-kk.co.jp/solution/plating-sample-and-trial/e587284bcf6c6e1cb4c1fab9774f61d1dca9382e.php）

対応メッキ加工の種類

プラスチック素材に対して以下のメッキ加工が可能です。

• 無電解ニッケルメッキ（ELp-Fe/Ni）
• スズメッキ（Sn）
• 三価/六価クロムメッキ（Ni-Cr）

また、その他素材に関しては、金メッキ（Au）や銀メッキ（Ag）、黒ニッケルメッキなどの電気メッキ、PTFE複合無電解ニッケルメッキ、無電解銀メッキ（Ag）などの無電解メッキ加工を行うことができます。25種類のメッキメニューを提供し、幅広いニーズに対応しています。

費用や納期

費用や納期に関する情報は公式サイトに記載されていませんでした。詳細な価格や納期については、直接お問い合わせください。

無電解ニッケルで対応したメッキ加工の事例では、試作～耐食性評価～量産まで短納期で対応、量産までは三ヶ月と紹介されています。

実績や導入業界

さまざまな用途で使用される製品に対してメッキ加工を行っています。

• 自動車（車両用電装部品、エンジン部品、ブレーキ部品など）
• 航空宇宙（ボルト・ナットといった接合用部品、電装部品、機構部品など）
• 医療（医療用デバイス、医療器具、医療機器部品など）
• 産業機械（加工機械、FA機器など）
• 電子デバイス（パソコン、スマートフォンなど）
• 家庭用品（食器、照明器具、時計、眼鏡、ネックレスなど）

サン工業のプラスチックメッキ加工の特徴

安定的な量産に対応

自社でメッキラインへ設備投資しているものの、生産が不安定で困っているようなケースもあるでしょう。サン工業では量産を前提にした提案・対応ができることから、量産の外部委託先としても選ばれています。設備規模が大きく、実際に生産ラインを立ち上げる際にスムーズに進められるのが特徴です。

たとえば、無電解ニッケルメッキに関しては7ライン確保されており、そのうち4台は自動機ラインとなっています。他にも、主要取扱い表面処理ごとにラインを構成していて、短納期での大量生産に対応可能です。

工場見学に対応しているため、どのような規模の設備が用意されているのか気になる方は実際に足を運んでみるのも良いでしょう。

一貫生産ができる

試作と量産のどちらかしかできない会社の場合、別々に発注することになるのでどうしても時間がかかってしまいます。サン工業では一貫生産体制をとっているため、発注後の試作から品質確認・メーカー確認、量産までに対応可能です。

すべて自社対応することにより、品質を安定させることにもつながっています。また、別々の会社に依頼する場合と比較してコストを圧縮できるのも魅力です。

メーカー情報