清和プラメタル

清和プラメタルは、昭和44年創業の表面処理加工を行っている会社です。樹脂製品に特化しており、長年にわたって技術と品質の改善に努めてきました。加工技術に関しても、多岐にわたる対応が可能です。

清和プラメタルは、プラスチックへのメッキ加工に専門的に取り組んできた企業です。総合的なメッキ実績よりも、プラスチック分野での経験を重視する場合に適しています。

画像引用元：清和プラメタル公式HP
http://seiwa-plametal.co.jp/process/

対応プラスチック

公式ホームページ上で対応しているプラスチックの情報は確認できませんでした。詳しくは清和プラメタルまで直接お問い合わせください。

対応メッキ加工の種類

清和プラメタルでは、以下の11種類のメッキ加工に対応しています。

• 六価クロムめっき
• 金めっき
• ベロアめっき
• 非磁性リンニッケルめっき
• 無電解ニッケルめっき
• 三価クロムめっき
• 黒ニッケルめっき
• スズ・コバルト合金めっき
• ニッケルめっき
• 銅・スズ・亜鉛合金めっき
• 無電解銅めっき

費用や納期

公式ホームページ上に費用に関する記載は見当たりませんでした。納期については、大量生産に加えて試作や小ロットの製造にも対応しています。

実績や導入業界

プラスチックのメッキ加工における月間製造能力は200万個（※2025年7月15日調査時点）となっています。

以下のような分野の製品の製造に対応しています。

• 家電製品
• 水栓金具
• アミューズメント部品
• 服飾ボタン
• 電子部品
• その他

多様な業界や製品への対応実績があります。

※参照元： 清和プラメタル公式HP（http://seiwa-plametal.co.jp/facility/#results）

清和プラメタルのプラスチックメッキの特徴

バレル法・ラック法の複合ライン設備を導入

幅広いニーズに対応するため、バレル法とラック法の複合ライン設備を導入しています。バレル法とは、小さな孔を多数開けたバレルと呼ばれる樽の中に加工したいプラスチックを入れ、メッキ液に浸した状態でバレルを回転させて加工していく方法のことです。

また、ラック法とは、製品をラックに引っかけ、つり下げた状態でメッキ加工する方法です。製品の形状や大きさ、条件に応じて加工方法を使い分けることができるため、多様なニーズに対応できます。

大量生産と小ロットのどちらにも対応できる

プラスチックメッキ加工メーカーの中には大量生産のみ対応のところもありますが、清和プラメタルでは小ロットの依頼にも対応しています。

バレル法は、小物製品を大量に加工する場合に適した方法です。ラック法のように製品を引っかける必要がないため、コストを抑えられます。ただし、製品によってメッキの厚さにばらつきが出やすいというデメリットもあります。

一方、ラック法は多品種少量生産や形状の複雑な製品に向いています。製品に合わせたラックが必要で、治具の着脱にも手間がかかるためコストは高くなりますが、均一なメッキ加工が可能です。

清和プラメタルでは両方の加工法に対応しており、要望や製品特性に応じた最適な提案が可能です。

外注依頼で対応力を高めている

プラスチック成型・その他プラスチック加工・表面処理に関しては、外注先に依頼する形で引き受けています。自社で対応が難しい工程についても外注先との連携により製造を可能にしており、柔軟に対応できる体制が整っています。

メーカー情報